食事のマナー

IMG_0282 毎日、朝食は家族そろってとっています。夫は、仕事で帰りが遅く、めったに一緒に夕食をとれないので、朝食は、父子の貴重なコミュニケーションをはかる時間でもあります。そして、なによりみんなで食べると、おいしいんです。

まだ言葉も話せないくらい小さな時から、食事のマナーだけは厳しくしてきました。とは言っても、箸の持ち方とか、細かいマナーではありません。

“出されたものを、感謝して、おいしく残さずいただく”

世界中に、日に1度の食事でさえ、満足にとれない人がたくさんいます。その中で、3食、さらにおやつまでいただけるのは、当たり前ではなく、とてもとても幸せなことです。常に、恵まれた環境にいることに感謝して、おいしくいただくことが、マナーだと思っています。小さな手で、一生懸命に箸を使って、とがらせた口にごはんを運ぶ姿は、なんともいえないかわいさです。
世界中で、そんな素敵な光景が当たり前になりますように・・・

おやすみの前に

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5歳の長男が誕生してから、毎晩おやすみの前にしていることがあります。

それは、絵本を読み終えたあと、1人ずつ名前をよんで、「今日も1日ありがとう。あなたたちがいて、お母さん幸せだよ。大好きだよ。おやすみ。」って言ってキスをすることです。そのあとで、その日にあった出来事や次の日のことなど話して眠りにつきます。

拝育:拝むようして育児に取り組む

長年助産師をしながら、3人の子供を育てた方から教わった言葉です。

出産直後の感動と幸福感を持ち続けながら、子供たちに出会えた奇跡に感謝しながら、子供たちの成長を見守っていくことだと、私はとらえています。育児とはいえ、実際にその過程で学ぶことが多いのは、むしろ親なのだと思います。そういう意味で、子供たちは親にとって、とても小さな、存在感抜群の先生なのです。

今日もたった今、寝る前にいつものように話していると、長男が、「お父さんありがとう、お母さんありがとう、弟、妹、友達にもありがとう」と言ったあとで、「車くんにもありがとう」と。

「だってさ、車くんって大変なんだよ。おうちにも入れないから雨だとびしょぬれだし、夏は暑いし、疲れても走り続けなきゃいかんし、鳥にフンされるし、それに時々お母さんにぶっけられるし…。」

そうだね、お母さん、運転するのは嫌いじゃないんだけど、下手くそだから、ぶつけられて、キズついて、かわいそうだよね。お母さん、ぶつけないように気をつけるからね。

噛みついた!

 遊んでいて、娘が、次男に噛みつきました。

次男  「ギャ~がんたぁ~痛いよぉ・・・(大号泣)」

 私が娘の腕をちょっと噛みました。

私   「噛んだら、痛い、痛いだから、ダメよ!!」

長男  「あ~お母さん、悪い!!!そんなことすると、お父さんに言っちゃうからね!!」

私   「ダメなことを教えるのもお母さんの仕事なの。」

長男  「お父さん、お母さんにダメ!!って言うよ。」

おいしそうな背中??

保育園にお迎えにいくと、次男が先生におんぶされてました。
帰宅後、聞いてみました。

私   「いつも先生におんぶしてもらうの?」

次男  「そうだよ。」

私   「先生、疲れちゃうよ。」

次男  「だって、先生の背中、いいにおいがして、美味しそうだから、食べようと思って。」