さむそで

 長男が半袖を着ています。

私  「今日は、寒いから長袖のほうがいいと思うよ。」

長男 「えぇ~ぼく寒くないもん!!」

私  「お母さんは、寒いけどと思うけど・・・大丈夫!?」

長男 「ぼく暑いから、さむそで(半袖)がいいんだよ。あつそで(長袖)は嫌なんだよぉ。」

兄妹

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早いもので、末娘、もうすぐ1歳半になります。2人のお兄ちゃんの中で育っているせいか、3番目だからなのか、はたまた生まれもった性格なのか、逞しいです。以前も書きましたが、しっかりと主張するし、気に入らないと、ギャーギャーと怪獣のように泣いて訴えるし、殴りかかったり、噛みついたり攻撃します。

 そんな妹ですが、お兄ちゃんたちは、とても可愛がっています。娘を連れて、息子2人を保育園に迎えに行くと、長男のクラスメイトの世話好きな女の子たちが、娘のところに次々とやってきます。その中で娘は、まるでアメフト選手のように向かってくる女の子をかわして、まっすぐ長男のところへいきます。娘は、お兄ちゃんに抱っこされて、ご満悦、そしてお兄ちゃんは、誇らしげです。小さなお父さんのような長男の言うことは、わりと聞く娘です。

 でもでも、次男との関係は、明らかに違います。娘は、おそらく対等または、それ以下に見ているようです。4歳になったばかりの次男、まだまだいろんな面で、加減が分かりません。ぎゅ~っと強く抱っこしちゃったり、しつこすぎたり・・・
それに対して、娘は、容赦なく攻撃をします。黙ってみていると驚くほど、バシバシ叩いていたり、がぶりと噛みつきます。さすがに、お友達にしたら大変だと、私が叱ろうとすると、真っ先に泣くのはいつも次男です。

「ぼくは、大丈夫だから。にこちゃん悪くないから。」

 娘の前に立って、かばうのです。いやいや、一部始終を見て、絶対に娘が悪いでしょっていう場合も、です。おかげで、娘を叱るタイミングを逃してしまいます。肝心の娘は、ケロッとしてます・・・妹が可愛くてたまらない次男ですが、その思いが空回り気味です。

 私自身は、4姉妹で、男兄弟はいません。でも、子どもたちを見ていると、兄妹もいいなぁと思います。そのうち、娘は小さいお母さんになって、お兄ちゃんたちを説教したりしそうです・・・

 今日は、結婚記念日です。2人でスタートした家族が8年で、5人になりました。子どもたちと過ごす日々、つくづく幸せだなぁと思います。

傘くん

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長男 「雨がザーザー降って、傘くん濡れちゃって・・・」

私  「傘も喜んでるね!!」

長男 「えっどうして!?濡れちゃうのに?」

私  「だってさ、雨降らないと傘って活躍しないじゃん。」

長男 「ぼく雨いっぱい降ってほしかったんだ、ね、傘くん!!」

醜い争い

長男 「わぁ!ぼくの靴めっちゃ臭い!!嗅いでご!」

次男 「くさっ!でも、ぼくのおしり、もっと臭いもんね!」

長男 「ぼくの足だって、もっとばっか(すごい)臭いもんねぇだ!」

次男 「いいよ~だ!こうちゃんのでべそだって、臭いもん!!」

どんぐり

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保育園のお散歩で、いっぱいどんぐりを拾ってきました。

次男 「お母さん、見て、見て!!これぜ~んぶ、ぼくが拾ったんだよぉ」

私  「すごいねぇ!どこで拾ってきたの?」

次男 「忘れちゃったけど・・・。」

私  「たくさんあるから、夜ご飯にしよっか??」

次男 「食べれるの??ぼく、りすじゃないけど??」

私  「どうかなぁ?食べてみる?」

次男 「苦いから食べれないよぉ!!」

テレビの力

IMG_3071 息子たち、日曜日の朝は、いつもよりシャキッと目が覚めます。それは、7時半から大好きな戦隊ヒーローの番組があるからです。普段、外で遊ぶほうが好きで、あまりテレビを見ない息子たちですが、ドラえもんと戦隊ヒーローものの番組はお気に入りで、前日の夜からワクワクして、ちゃんと起きれるように早めに眠りにつきます。

 たいてい、日曜日は、番組終了後の8時半からゆっくり朝食をとりますが、今日は、出かける予定があったので、少し早目の朝食にしたら、ちょうど見たい番組の時間とかさなってしまいました。うちでは、食事中、テレビを消す決まりになっています。そして、うちのテレビには、録画機能がついていません。

 「早く食べたら、見れるよ!」

 その一言に、長男は配膳途中から、臨戦態勢です。次男も負けじと席に着きます。普段は、食事のとき、おしゃべりに夢中になったり、途中でトイレに立ったり(悪い習慣です・・・)歌をうたいだしたりと、本当に時間がかかります。

 「楽しいのは、いいけど、一生懸命食べなさい!!」

 何度言っても、いつのまにか箸を置いて、妹の世話を焼いたりしています。そんな彼らが、どうしたら早く食べれるか、考えて、導き出したのは、ご飯に味噌汁をかけて流し込む作戦でした。長男がやったのを見て、続いて次男も・・・最後におかずを詰め込んで、あっという間、5分ほどで完食してしまいました!!

 お母さんにとっては、せっかくの食事、味わっていただいてほしいところですが、それに決してお行儀のいいことでもありませんが、息子たちの、何か目的を達成するために、自分で考え、行動するという一連の流れを目の当たりにし、大げさですがちょっぴり感心してしまいました。

息子たちのやる気スイッチををオンにするテレビの力、恐るべし!!

月見団子

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先日の十三夜の日に、息子たちの保育園の年長さんたちは、みんなで月見団子つくりをしました。その団子が美味しかったようで、レシピをいただいたので、うちでも、作ってみました。

作り方は、とっても簡単で、白玉粉と同量の絹ごし豆腐を混ぜ、水を少しづつ足して、丸めて沸騰した湯でゆでるというものです。

長男に、「作り方、教えてね!!」っと言うと、「もう忘れちゃったよ。」 なんて言っていましたが、ボールに材料を入れる順番や、“耳たぶくらいのかたさ”とか、“丸めたら、キュッと真ん中押しておへそ作る!”といった重要なポイントを次男に指示していました。先生のお話をちゃんと聞いているようで、その言い方までもまねしているようでした。

ねんど遊びが好きな2人は、団子を丸めるのも上手です。大きさはバラバラですが、また机の上は真っ白になりましたが2人で全部作り上げました。お母さんと一緒で、丁寧さや、器用さはまるで見られませんが、2人ともすごく楽しそうに作業をしていました。
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ゆで上げて、氷水にとって団子をお皿に分けていくと、ここでも、

「きなこをかけるのは、お母さんの仕事だよ。先生がやってたから。」と指示してくれました。

自分たちで作ったお団子は、格別の美味しさだったようで、「美味しいねぇ!」と、2人とも、2回お代わりをしました。そして、長男のお皿に残り1つになると手を合わせて、

「最後のひとつ、感謝をこめて、いただきますっ!!」

パクッと口にほうばりました。

2人でお風呂

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先日、ひょんなことから、次男と2人きりでお風呂に入る機会がありました。いったいどれだけぶりか分からないほど、本当に久しぶりのことで、いつもと勝手が違うので、2人で顔を見合わせて笑ってしまいました。

次男が生まれた時には、すでに長男がいたし、娘の出産直前から、長男と共に、保育園に入園したので、次男と2人きりで過ごした時間は、ほとんどありません。次男が4か月のころに、RSウィルスで入院した2週間が、今思えば、じっくり向き合った唯一の時間だったかもしれません。

そんなわけなので、なんだかお互いに照れくさいのです。お風呂に入って、向き合うと、じ~と私をみて、突然、

「ぼく、おっぱい飲んでみたいなぁ。」

「ええええぇ~本当に!!じゃあ、ちょっとだけね!」

これまた久しぶりに赤ちゃん抱っこをすると、どうしようもなく照れてれまくって、照れまくって、それでもちょっとだけ指につけてなめてました。そして、照れ隠しに一言、

「ぜんぜんも、味がしな~い!」

あまりにもぎこちなく、可愛かったので、ここに書いてしまいましたが、これは2人だけの秘密です(笑)
次男は、いつも寝るときに
「ぼく、お母さんが1番だぁ~い好き!!」って言ってくれます。いつまで、言ってくれるか分かりませんが、そんな次男が、たまらなく愛おしいです。

まだ果たせていない誕生日特権の2人でデート、近いうちに実現したいです。

ピアニカ

私  「来週、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)の練習あるでしょ?」

長男 「ぼく、うまくできないから苦手なんだ。」

私  「はじめから、うまくなんて出来ないよ。だから、練習するんだよ。」

一緒に、『かえるのうた』と『きらきら星』を音階で歌います。

長男 「ぼく、やりたい力がわいてきた~!」

私  「また、一緒にやってみようね。」

長男 「お母さん、なんで指は5本なんだろ?」

私  「なんでかねぇ。」

長男 「6本あったら、ラも弾けるのに!!」