妖怪のせい!?

私  「じゅんさん、また忘れてる~!」

次男 「じゅんさん、妖怪忘れん坊に憑りつかれとるもん。」

私  「妖怪のせいかぁ。お母さんは??怒りん坊かな?」

次男 「う~ん、ちがう!ヤマオニ!!なんでかというと、こわいから。」

私  「そっかぁ。じゃあ、こっちゃんは?」

次男 「ぼくは、もれぞう!おもらしするから。」

虫眼鏡

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 先週末、久しぶりに実家へ帰省しました。実家へは、車で1時間半ほどの距離ですが、長男が小学生になってからは、いろんな行事があってなにかと忙しく、以前より足が遠のいています。

 今回、9月に5歳になった次男は、もらいそびれていた誕生日のプレゼントを、みぃみ(おばあちゃん)と一緒に買いに行くのを楽しみにしていました。おもちゃはもう充分!サンダルが小さくなって履けないし、冬服も足りないから・・・本もいいなぁ、なんて私は実用的なすぐにでも必要なものをあれこれ考えていましたが、次男がリクエストしたものは、なんと虫眼鏡!!!

 (えぇ~虫眼鏡なら、お母さんが100円ショップで買ってあげるから、他のものにしなよぉ~)

 (そもそも、なんで虫眼鏡?!それ、何に使うんだい?!)

 次男に、私の心の声は聞こえるわけもなく、上機嫌でみぃみと出かけていきました。帰ってくると、その手にしっかり大きな虫眼鏡が握られていました。どういうわけか、それに便乗して、長男もひと回り小さな虫眼鏡を持っていました。

 さっそく取り出して、新聞の文字を見てみたり、私の顔を覗き込んでは、「でかっ!!」と言っては、ひゃっひゃと嬉しそうにしていました。でも、なんで、虫眼鏡がほしかったのか、いまだに見当がつきませんが、本人が喜んでいるので、良しとします。それに、お母さんが希望していたサンダル、穴が開いてるのを見かねた私の妹が、長男と次男に買ってくれました。あぁ~ありがたい。

 実家に行くと、子どもたちは、王様になれます。全く私に寄り付かないため、私はぐうたらできます。無条件に愛され、くつろげる場所があって、しあわせだなぁって思います。

卒乳

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        『赤ちゃんだった2年前』

 2歳を過ぎてからも、寝る前と夜中に1~2回は授乳が必要だった娘が完全に卒乳してから、1か月以上たちました。

 兄ちゃん2人は、妊娠をきっかけに、長男は、1歳2か月でピタッと、次男は2歳ヶ1月で、泣く泣く卒乳しました。次男は最後まで、夜中に目を覚ましては、

「おかぁさぁ~ん、おっぱいぃ、ちょっとだけ、くぅさいなぁ。」

と食い下がっていたので、私の心も折れそうになりましたが、それ以上につわりが酷くて、それどころではなくなった感じでした。

そして、つい最近まで、赤ちゃんだと思ってた娘も、今や、自分で箸を持ってご飯を食べるし、おしっこだって、着替えだってできます。階段を下りて、1人で外に遊びに行ってしまったりもします。ちゃんとお話だってできるし、ウソ泣きだってできます。

 もう、赤ちゃんじゃないのです。私の妹の、生まれたばかりの「ザ・赤ちゃん」を見てから、娘の中でも何かが変わったように思います。

「にこちゃん、もう赤ちゃんじゃないもん!!」

そんな言葉を聞いて、卒乳を決意しました。初日こそ、ぐずったものの、あっさり卒乳できました。

私は、授乳するのがとっても好きでした。別に、大人になるまでおっぱいを吸っている人なんていないから、別に焦る必要もないとも思っていましたが、気持とは裏腹に、私の体は、期間限定の巨乳!?から、完全に本来の姿に戻りきり、お役御免となりました。

 みんな合わせると5年5ヶ月・・・お母さんである喜びをふつふつ感じた、素敵な時間でした。

通知表

通知表

長男の小学校、先週(10月10日)で、前期が終了しました。そして、初めての通知表をもらってきました。

でもでも、なんだか変だわっ・・・

自分が学生だった頃は3学期制が当たり前だったし、愛知県で教職についていた8年前、勤めていた高校でもまだ3学期制は続いていたけれど、世間はいつのまに2学期制になったんだろう??

9月の短縮授業週間に、10月初旬の保護者会、教科と生活の項目に○か◎しか記されていないシンプルな、しかも返さなくていい通知表、週末をはさんで終業式と始業式・・・

初めてのことで、私は戸惑いと拍子抜けの連続でしたが、こちらでは、11年くらい前から実施されているそうで、今さら保護者に対して特に説明もなく、淡々と進んでいき、そのことがまた衝撃でした。

とはいうものの、長男は相変わらず、楽しい学校生活を送っているので、私が慣れ親しんだ制度が変わったことなんて、本当に些細なことではあります。

さて、肝心の長男の通知表・・・本人は、あんまり意味が分かっていないようですが、思っていた通り、書き取り、それに整理整頓がちょっぴり苦手のようでした。

整理整頓・・・お母さんも得意じゃないからなぁ。分かるよ。

いや、いかん!!長男の通知表が、今年の目標であった断捨離と、衣替えを終えていなかった私の背中をポンと押してくれました。

何肉??

長男 「これ、何肉?」

私  「鶏のから揚げだから、ニワトリ!」

長男 「どこのお肉?」

私  「もも肉だから、ジューシーでしょ。」

長男 「ももってどこ?」

私  「足の付け根の部分だよ。」

長男 「え?あっ手のこと??」

次男 「ニワトリ、手はないし!!」

プチサイクリング

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今日は、早朝からとってもいい天気でしたが、静岡では、台風の接近にともない、昨日のお昼の時点で早々に休校が決定し、まさかの4連休となりました。

 相棒(次男)が保育園へ行ってしまって、暇を持て余してる長男を誘って、娘と一緒に3人で、自転車でハタケ―ランド(畑のこと)へ行くことにしました。

 片道20分、距離にして4キロくらいの道のりですが、自転車でそんなに遠出したことがない長男にとって、ちょっとした冒険です。
しかも、長男の自転車は、4歳の時に買ってもらったものです。当時は、足もつかないし、自転車がとても大きく感じましたが、今では、すっかり立場が逆転しました。タイヤも、ハンドルも、いかにも小さく、だけれどもそれを必死にコキコキ、コキコキこいでついてくる長男が滑稽でもあり、頼もしくも見えました。

連休中、外にも行けず、お友達とも遊べず、兄弟げんかをしては怒られ、口ぐせのように「あ~ぁ、つまらんなぁ。」と言っていた長男ですが、畑の帰りに公園にも立ち寄って、とっても満足そうでした。

 「あぁ、今日は楽しいことがいっぱいだったなぁ。今度は、こうちゃん(次男)と一緒に来ようね!」

 次男不在だから可能だったプチサイクリングでしたが、ちゃんと弟に思いを馳せていて、感心しました。

 無事に家に到着した時には、ちょっぴり誇らしげでした。