虫眼鏡

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 先週末、久しぶりに実家へ帰省しました。実家へは、車で1時間半ほどの距離ですが、長男が小学生になってからは、いろんな行事があってなにかと忙しく、以前より足が遠のいています。

 今回、9月に5歳になった次男は、もらいそびれていた誕生日のプレゼントを、みぃみ(おばあちゃん)と一緒に買いに行くのを楽しみにしていました。おもちゃはもう充分!サンダルが小さくなって履けないし、冬服も足りないから・・・本もいいなぁ、なんて私は実用的なすぐにでも必要なものをあれこれ考えていましたが、次男がリクエストしたものは、なんと虫眼鏡!!!

 (えぇ~虫眼鏡なら、お母さんが100円ショップで買ってあげるから、他のものにしなよぉ~)

 (そもそも、なんで虫眼鏡?!それ、何に使うんだい?!)

 次男に、私の心の声は聞こえるわけもなく、上機嫌でみぃみと出かけていきました。帰ってくると、その手にしっかり大きな虫眼鏡が握られていました。どういうわけか、それに便乗して、長男もひと回り小さな虫眼鏡を持っていました。

 さっそく取り出して、新聞の文字を見てみたり、私の顔を覗き込んでは、「でかっ!!」と言っては、ひゃっひゃと嬉しそうにしていました。でも、なんで、虫眼鏡がほしかったのか、いまだに見当がつきませんが、本人が喜んでいるので、良しとします。それに、お母さんが希望していたサンダル、穴が開いてるのを見かねた私の妹が、長男と次男に買ってくれました。あぁ~ありがたい。

 実家に行くと、子どもたちは、王様になれます。全く私に寄り付かないため、私はぐうたらできます。無条件に愛され、くつろげる場所があって、しあわせだなぁって思います。