悔し涙

1年生の長男、毎日、ひらがなの練習、計算、音読の宿題があります。

先日、引き算の計算プリントに取り組んでいました。本人の希望で、毎回ストップウォッチで時間を計っています。いつものように計算をして、終わった後に、丸付けをしました。これは、私の役目です。すると、珍しく、2問続けて間違いがありました。妹が妨害する中で、宿題をしているので、そんなこともあるよねと、私は、気にも留めず、チェックすると、長男の表情がみるみる曇って、全部丸付けが終わるころには、涙が目にいっぱい溜まっていました。

「間違ったって、全然、大丈夫!!それを直して、次、間違えなければいいんだから!!」

「モーマンタイ!!モーマンタイ!!」

お気楽な私の励ましの言葉も耳に入らないほどに、本人は、悔しくて、悔しくてとうとう大粒の涙がぽろぽろこぼれ落ちました。

長男が悔しくて、泣いている!!

高校時代、数学が大の苦手で、1年間すべてのテストで追試ラインの35点が取れず、開き直って自分のことをツイサーなんて言っていた自分とは大違い!!

なんてことないことだけど、一生懸命取り組んでいるからこそ、間違ってしまった自分が許せない、悔しいという思い・・・今まで見たことのなかった長男のそんな姿に、少しふざけていたお母さんは、とっても成長を感じました。ちょっと感動すらしてしまいました。

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大人の仕事

次男 「お母さん、大人の仕事って怒ることだよね。」

私  「うん、でも、お母さんもう怒らないようにしようと思う。」

次男 「地獄へ行きたくないから??」

私  「それもあるけど、怒るより、褒めたいなぁと思って。」

次男 「でも、ぼくが悪いことしたら、怒ってね!」

虫捕り

次男 「お母さん、見てごぅ!!ぼくが捕まえた。」

私  「なにを捕まえたの?」

次男 「バッタ!大きいバッタ!ちょっと難しかったけどね。こうやって、えいってやったの。」

私  「ほぉ~すごいねぇ。他にもいる??何匹捕まえたの?!」

次男 「ふたり!!

何が見える??

次男 「ほら、すごいでしょ♪自分で作った観察めがね!」

夫  「上手にできたね。カラフルだし。」

私  「それで、何が見えるの?」

次男 「お母さんには見えないものが見える!!」

私  「へぇ~!?それは、すごい!お母さんに見えないものってなに?!」

夫  「お父さんのやさしさ、とか!?」

色気づく?!

 若い先生に対して、”ちょっと若すぎると”と言って、熟女好きであることを表明し、担任の先生を喜ばせている次男ですが、最近ちょっぴり色気づいて?!います。仮面ライダーフォーゼの主人公みたいにすると言って髪を切るのを拒んでいた次男が、突然、短くする!坊主にするから!お母さん、切って!!というので理由を尋ねると・・・

「みんなに可愛い~って頭なでてもらいたい!!」

クラスでそんな場面に遭遇したのか、ゲラゲラ笑いながら見ている『クレヨンしんちゃん』の影響なのかわかりませんがとにかく、丸坊主にしました。

 私も、次男にはお似合いだし、特に夏場は洗うのも楽だし、坊主が1番だと思ってます。だから、私もこれでもかというほどに可愛いと言っときました。翌日の保育園でも、次男の思惑通り、みんなに注目されて、??終始にやけ顔でした。

 また、最近は、好きな女の子もいるようで、嫌がるその子を追い掛け回しては、強引にチューしてるみたいです。コラ、コラッ!やっぱり若いほうがいいのねと、先生がっかりしていたよ・・・

 服にもこだわりがあるようで、私が出しておいたものを着ず、自分で引き出しから持ってきては、独創的な組み合わせをしています。

 マイペースで、こだわりがない長男とは対照的に、自発的で、ちょっぴりお調子者でな次男です。

 みんなちがって、みんないい、ね!!

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自分で作った『観察めがね』

苦手

次男 「ぼくさぁ、あの子苦手なんだ。」

私  「へぇ~そうなんだ。」

次男 「だって怒ると怖いもん。」

私  「お母さんより!?」

次男 「う~ん、ちょっとだけね。これっくらい」・・・指で丸をつくりながら

次男 「一口で食べれるくらいかな。」

ライバル心

  我が家の長男と次男、2歳違いの男同士、ケンカもするけど仲のいい兄弟です。

 でも、時々ど~しようもなく、くだらないことでお互いにライバル心をむき出しにします。

 食事中、毎回のように、どちらが何回お代わりをしたとか、どっちが量が多いだの、少ないだの、また、箸の持ち方や食べる姿勢や時間について、お互いの欠点をつついたりしています。 
 「おかわり3回目」っていうのが、娘の口ぐせになるほどです・・・

 特に、最近では、少しずつチャレンジしているキムチやペペロンチーノなどの香辛料の効いた辛い食べ物を食べては、

 「全然、辛くな~い!!ふぅふぅ・・・」

 「じゃぁ、水飲んじゃぁいかんよ!!あっ飲んだぁ~やっぱ辛いじゃん。」

 というような会話を交わしています。トホホ・・・

 そして、先日の夕食時、悲劇は起こりました。パスタ2種!!1種類はお父さんの大好物のペペロンチーノにしました。例によって、息子たちの辛いものチャレンジが始まりました。お父さんがいたので、いつもより調子づいていたのかもしれません。唐辛子の欠片を呑み込んで辛くな~いと主張した次男に負けじと今までにないほどの大きな唐辛子を口に入れ、噛んで呑み込んだ長男、みるみる表情が曇っていきました。そして、口の中の痛みに耐え切れずギャーギャー泣き叫びました。水をガブガブ飲んでも、ミートパスタを食べても、ヒリヒリ痛い!!

 「子供が辛い物を食べすぎると、辛さで舌べらの細胞がやられて、味が分らんくなっちゃうよ。」

 お母さん、ここぞとばかりにちょっとだけ、脅しておきました。

 相変わらず、日々くだらない争いをしていますが、これに懲りた長男も脅しがきいたのか次男も辛いものチャレンジはしばらくお休みのようです。

 百聞よりもやってみなくちゃ分からない・・・それが我が家の息子たち。痛い思いをして、ひとつ学べてよかったね。

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いつも一緒の2人です(3年前)

ひらがな

 
 

ひらがなテスト

長男が小学校に入学して、3か月が過ぎ、もうすぐ初めての夏休みを迎えようとしています。毎日往復1時間も歩いているので、顔も手足も真っ黒に日焼けして、少し背も伸びて、すっかり少年っぽくなりました。

 ちょっぴり乱暴な言葉づかいだったり、口ごたえをしたりと反抗期のような態度をとることもあります。心身ともに成長しているんだなぁと感じます。
 
 この3か月で、学習面では、ひらがなの読み書きができるようになりました。本人は今まで、それほど字に興味をもたなかったため、私は特別に教えてきませんでした。それが、毎日の宿題をマイペースながらこなし、いつの間にかすらすら本を読んだり、弟に教えれるほどに、ちゃんと書けるようになっていました。親としては、その成長に手放しで褒め称えていました。

 そんな長男、先日、初めてのテストを持って帰ってきました。

 「テスト何点だったと思う??あのねぇ、3点だった~!」

 ひらがなのテスト、10点中3点!!ありがたいことに、今年から新しく始まった放課後の補講??の参加者となりました。クラスで11人が選ばれたようです・・・

 本人は、複雑そうな顔をしていましたが、私としては、特別授業は大歓迎です。長男は、とってもマイペースだけど、楽しんでひらがなを書いているし、特に苦手意識を持っているわけでもないし、時間がかかっても、自分の中に落とし込み、理解する力を持っていると信じているので、私は叱る必要もなければ、慌てることもなく、3点取れたこと、みんなよりたくさん指導してもらえることによかったね、って言いました。少人数で、先生から、親切、丁寧に指導してもらえます。せっかくのチャンスなので、有意義に過ごしてもらえたらなぁと思っています。がんばれ!! 

星に願いを

七夕
 朝、勢いよく降っていた雨も上がり、晴れ間が見えてきた七夕のになりました。毎年、近所のおじさんが、立派な竹を山から切って、我が家に持ってきてくれます。週末、その丈に飾り付けをしました。

 字が書けるようになった長男は、次男の願いを書いてあげました。
七夕
  
  がいむのろくしどがほしい。
*ガイム(仮面ライダー)のロックシードがほしい。

 仮面ライダーに夢中の次男らしいお願いです。本人、長男に教えてもらって、自分の名前は、自分で書いていました。

 それから、長男のお願い・・・
七夕
 
  ばたふらいができますように。(バタ足とバタフライを勘違いしています。)

  いつもげんきでいられますように。

  ぷるがうまくなるよに。

 カタカナはこれから習って、来年にはしっかり書けるようになるね。

 お母さんの願いは、いつでも毎日、元気に楽しく過ごせますように・・・それにつきます。

 ちなみに、近所のおじさんのところは、願い事の短冊の代わりに、毎年たくさんの宝くじがぶら下げてあります。おじさん、当たるといいね!!

人口蛹室と羽化

 3シーズン目に入ったカブトムシの飼育・・・今年こそは自然に還してあげると、子どもたちと約束をしているのですが、順番に成虫になりつつあります。

春先に確認できた幼虫は全部で11匹。今まで使っていたケースでは狭すぎるので、4匹を残し、残りはプラスティックのコップに個室を作りました。

 何匹かは、幼虫から蛹へ変化する過程を観察することもできましたが、その他の幼虫は、地上に出てきたり、乾燥していたためか、うまく蛹室がつくれずにいる様子だったので、週末に人口蛹室を作って蛹を移動させるべく、そ~っと掘り出してみました。

 残念ながら、そのうち4匹(メス3匹とオス1匹)はすでに死んでしまっていました。そして、1匹は羽化不全で、羽がめくれ上がった状態になっていました。とても弱っているので、長く生きられないかもしれません。子どもたちは、死んでしまった幼虫や蛹たちを丁寧に扱い、土に戻してあげました。

 人口蛹室は、トイレットペーパーの芯を半分に切って、濡れたキッチンペーパーを敷いた飼育ケースに詰めて固定しました。その中に、1匹づつ、計5匹を入れて様子を見ています。

人口蛹室

 今日、見てみると1匹が羽化していました。成虫になってからも、10日ほどはほとんど動かずにじっとしています。タイミングをみて大きなケースに移そうと思います。

羽化

  そして、まだ土の中に潜っていますが、1番最初に羽化していたのは小柄なメスでした。

 暑い夏の訪れとともに、カブトムシの季節がやってきます。成虫として生きるのは1~2ヶ月です。とっても短い命ですが、その生き様から学ぶことも多いです。何はともあれ、少し観察したら、山に放してあげようと思います。