我が家の長男と次男、2歳違いの男同士、ケンカもするけど仲のいい兄弟です。
でも、時々ど~しようもなく、くだらないことでお互いにライバル心をむき出しにします。
食事中、毎回のように、どちらが何回お代わりをしたとか、どっちが量が多いだの、少ないだの、また、箸の持ち方や食べる姿勢や時間について、お互いの欠点をつついたりしています。
「おかわり3回目」っていうのが、娘の口ぐせになるほどです・・・
特に、最近では、少しずつチャレンジしているキムチやペペロンチーノなどの香辛料の効いた辛い食べ物を食べては、
「全然、辛くな~い!!ふぅふぅ・・・」
「じゃぁ、水飲んじゃぁいかんよ!!あっ飲んだぁ~やっぱ辛いじゃん。」
というような会話を交わしています。トホホ・・・
そして、先日の夕食時、悲劇は起こりました。パスタ2種!!1種類はお父さんの大好物のペペロンチーノにしました。例によって、息子たちの辛いものチャレンジが始まりました。お父さんがいたので、いつもより調子づいていたのかもしれません。唐辛子の欠片を呑み込んで辛くな~いと主張した次男に負けじと今までにないほどの大きな唐辛子を口に入れ、噛んで呑み込んだ長男、みるみる表情が曇っていきました。そして、口の中の痛みに耐え切れずギャーギャー泣き叫びました。水をガブガブ飲んでも、ミートパスタを食べても、ヒリヒリ痛い!!
「子供が辛い物を食べすぎると、辛さで舌べらの細胞がやられて、味が分らんくなっちゃうよ。」
お母さん、ここぞとばかりにちょっとだけ、脅しておきました。
相変わらず、日々くだらない争いをしていますが、これに懲りた長男も脅しがきいたのか次男も辛いものチャレンジはしばらくお休みのようです。
百聞よりもやってみなくちゃ分からない・・・それが我が家の息子たち。痛い思いをして、ひとつ学べてよかったね。