悔し涙

1年生の長男、毎日、ひらがなの練習、計算、音読の宿題があります。

先日、引き算の計算プリントに取り組んでいました。本人の希望で、毎回ストップウォッチで時間を計っています。いつものように計算をして、終わった後に、丸付けをしました。これは、私の役目です。すると、珍しく、2問続けて間違いがありました。妹が妨害する中で、宿題をしているので、そんなこともあるよねと、私は、気にも留めず、チェックすると、長男の表情がみるみる曇って、全部丸付けが終わるころには、涙が目にいっぱい溜まっていました。

「間違ったって、全然、大丈夫!!それを直して、次、間違えなければいいんだから!!」

「モーマンタイ!!モーマンタイ!!」

お気楽な私の励ましの言葉も耳に入らないほどに、本人は、悔しくて、悔しくてとうとう大粒の涙がぽろぽろこぼれ落ちました。

長男が悔しくて、泣いている!!

高校時代、数学が大の苦手で、1年間すべてのテストで追試ラインの35点が取れず、開き直って自分のことをツイサーなんて言っていた自分とは大違い!!

なんてことないことだけど、一生懸命取り組んでいるからこそ、間違ってしまった自分が許せない、悔しいという思い・・・今まで見たことのなかった長男のそんな姿に、少しふざけていたお母さんは、とっても成長を感じました。ちょっと感動すらしてしまいました。

IMG_6242