戦隊ヒーロー

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この春から、すっかり戦隊ヒーローに夢中の息子たちです。
ただ、親からすると、今までもそうだったのかもしれませんが、最近の戦隊ヒーローとコマーシャリズムとの強力なコラボレーションにうんざりしてしまいます。販売するおもちゃありきで、ヒーローを作り出しているんではないかと、勘ぐってしまいます。

 そうはいっても、何十年にもわたって、男の子たちの興味の的であり続けるヒーローはやはり、魅力があるのだと思います。
内容はとにかく、息子たちが戦隊ヒーローに興味をもったことによって、良かった点がいくつかあります。

ひとつは、時間や、曜日の概念ができたことです。戦隊モノは、日曜日の朝7時半から放送されます。保育園はお休みだというのに、息子たち、ヒーローに会うために、自分で起きるだけでなく、土曜日も意識して、早めに寝ます。特に長男は、毎週とても楽しみにしていて、たいてい6時半ごろには目を覚まします。

また、武士道や、騎士道のように、ヒーローにもヒーロー道があります。ヒーローは、いつでも弱い立場の味方だし、卑怯なことをせず、正々堂々と戦います。兄弟げんかをした時、
“ヒーローはそんなことしないよ”や“それは、卑怯だよ”という言葉が息子たちのの心に響くのは、かっこいいヒーローのようになりたいという憧れの気持ちがあるからだと思います。

最近、息子たちは、お父さんと戦隊ヒーローどちらが強いかが気になるようです。

私の答えはいつでも“お父さん!!”です。

戦隊ヒーローもいいけれど、息子たちの憧れの存在がお父さんであったら素敵だなと思います。

観察する

長男 「ぼく、セミつくまえた(捕まえた)よ。」

次男 「ぼく、死んだセミつくまえて、かごに入れた。」

私  「死んでるの拾ったの」

次男 「そうだよ、あとで観察するの。」

私  「観察!?」

次男 「観察って、じっと見ることだよぉ。」

ぞくぞくと誕生しています。

7月20日
孵化を見届けた長男は、卵探しに夢中です。日中、土の中に潜んでいるカブトムシにはお構いなしで土を掘っては目をこらしています。

“あった~!!この辺にまだあるな。”

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得意気に掘り起こしています。その結果、現在、孵化した3匹のミニ幼虫と、3つの卵を確保しました。きっとケースの中にはまだいると思いますが、そっとしといてあげることにしました。
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孵化した!!!

IMG_3191 7月18日

長男がほじくりかえした卵は別の瓶に分けたのですが、のぞいてみると、もう小さな小さな幼虫が誕生していました。今まで、カブトムシの幼虫は、指くらいの太さのものしか見たことがなかったので、驚きです。新たな卵も入れて、いよいよ本格的にシーズン②に突入です。

ひらがな

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  先日、いつものように寝る前に本読みをしました。保育園で紹介された、『こどものともの』を定期購入をしているので、毎月3冊、新しい本が仲間入りします。その中で、2人の息子の最近のお気に入りが、『ひらがなのほん』です。1971年に発行され、2013年4月現在で、なんと第50刷というロングセラーです。40年以上も前のものですが、息子たちをひきつけてやみません。

 ノスタルジックな絵の中に無理やり?ひらがなを当てはめて、セリフのようなテンポのいい言葉で説明するというものですが、わりと強引だったり、突っ込みどころ満載で、初めて読んだ時、思わず笑ってしまいました。

”は・・はかりの うえで はねるの だれだ めっ”
”ひ・・ひげの おじさん すましてる おっほん”
”ふ・・ふんすい ふんすい すてきだなあ”
”へ・・へびが じろり かくれても だめだぞ”
”ほ・・ほくろ ぽっちり じゃまだなあ”

 ほ・・・他になにか考えられただろうにとか思ってしまいます。

 年長の長男も、年少の次男も文字に興味がなく、まだほとんど、読んだり、書いたりしません。だけど、この本は、暗記しています。今までに、おそらく5回以上は私が読んだとは思いますが、はじめて、長男が全部読んだ、というよりは、覚えたのを順番に口に出したのです。私は、てっきりあ行だけだと思っていたので、最後まで読み切ったのが信じられないほどでした。さらには、同じように次男も暗記していたのです。これでもかというほど、褒めまくったので、しばらく、この本のブームが続きそうです。
独特の絵とリズム感のある言葉が、息子たちの視覚と聴覚に刺激して、頭の中にすっと入っていったのだと思います。いい本に出会えたなぁと思います。
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まねっこ名人

IMG_2988 1歳2カ月になった娘は、まねっこ名人です。手を挙げて、は~いをしたり、ちょうだい、いただきます、ごちそうさまに、かんぱ~い、いい子、いい子・・・兄ちゃんたちの動作をじっとみて、まねしては、褒められ、自分で拍手するというのが楽しいようです。

食事の時、なかなか食べない娘に、私が何度も、“あ~ん”って口を大きく開けても全く開けなかったのに、兄ちゃんたちが、“こうだよ、あ~ん、パク!”ってやると、娘もつられて口を大きく開けてパクっとします。それまでがうそのように、パクパク食べます。それからというもの、食べない時は、兄ちゃんたちが先生となってお手本を見せてくれます。兄ちゃん2人も成功すると、とっても嬉しそうです。

下に行くほど、私が教えなくても何でも周りから学んでいきます。“ほっといても育つ”と言ったりしますが、兄妹間でのやりとりから、いろんなことを覚えていきます。兄ちゃんたちの行動も責任重大です。

言葉は、バイバイ、はい、どうぞ、くらいですが、徐々に口から出始めています。また、私たちが言うことはほとんど理解しているように思えます。今のうちに、素敵な言葉のシャワーをいっぱい浴びさせて、言葉が出てくるのを楽しみに待ちたいと思います。

兄ちゃんたちがおしゃべりだから、きっと娘もたくさんお話しするんだろうな。さらに、賑やかになりそうです。