戦隊ヒーロー

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この春から、すっかり戦隊ヒーローに夢中の息子たちです。
ただ、親からすると、今までもそうだったのかもしれませんが、最近の戦隊ヒーローとコマーシャリズムとの強力なコラボレーションにうんざりしてしまいます。販売するおもちゃありきで、ヒーローを作り出しているんではないかと、勘ぐってしまいます。

 そうはいっても、何十年にもわたって、男の子たちの興味の的であり続けるヒーローはやはり、魅力があるのだと思います。
内容はとにかく、息子たちが戦隊ヒーローに興味をもったことによって、良かった点がいくつかあります。

ひとつは、時間や、曜日の概念ができたことです。戦隊モノは、日曜日の朝7時半から放送されます。保育園はお休みだというのに、息子たち、ヒーローに会うために、自分で起きるだけでなく、土曜日も意識して、早めに寝ます。特に長男は、毎週とても楽しみにしていて、たいてい6時半ごろには目を覚まします。

また、武士道や、騎士道のように、ヒーローにもヒーロー道があります。ヒーローは、いつでも弱い立場の味方だし、卑怯なことをせず、正々堂々と戦います。兄弟げんかをした時、
“ヒーローはそんなことしないよ”や“それは、卑怯だよ”という言葉が息子たちのの心に響くのは、かっこいいヒーローのようになりたいという憧れの気持ちがあるからだと思います。

最近、息子たちは、お父さんと戦隊ヒーローどちらが強いかが気になるようです。

私の答えはいつでも“お父さん!!”です。

戦隊ヒーローもいいけれど、息子たちの憧れの存在がお父さんであったら素敵だなと思います。

観察する

長男 「ぼく、セミつくまえた(捕まえた)よ。」

次男 「ぼく、死んだセミつくまえて、かごに入れた。」

私  「死んでるの拾ったの」

次男 「そうだよ、あとで観察するの。」

私  「観察!?」

次男 「観察って、じっと見ることだよぉ。」