こころのオニ

 先日、長男の授業参観に行きました。

長男は、小学生になってから、毎日とっても楽しそうに学校に通っています。

叱られることを恐れていた長男でしたが、あまにりも毎日、私にガミガミ言われるので
慣れてしまったのか、それとも成長したのか、自分の判断や、失敗を受け入れ、いい意味で
力の抜きどころを覚えたようです。
また、担任の先生がたくさん褒めてくれるおかげで、自信をもって自分を出せるようになったみたいです。

参観会では、この1年間で頑張ったことをみんなの前で発表しましたが、苦手だとばかり思っていた
ピアニカを堂々と一人で吹いていたことに驚きました。みんなとの振り付きの合唱もとても楽しそうでした。
なぜか回るとき1人だけくるりと逆方向でしたが・・・

 さて、教室を見回すと、掲示板に『ぼくの心のおに』が貼られていました。

   いじわるおに

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 年のちかい兄弟なので、毎日ケンカばかりです。口が達者で、長男にライバル心
をむき出しの弟はお兄ちゃんに対して手加減しません。泣かされることもしばしば。
そんな弟相手に、ついムキになったり、意地悪にになってしまいます。

でも、本当は気づいていたのです。もっと優しくしたいって。
兄弟って、その距離感が難しい時や、お互いに我慢しなきゃいけない時とかもあるけど
やっぱり仲良くしてくれたらいいなぁと思います。

でも、長男が自覚していることがなんだかうれしかった。
帰ってきたら、さっそく大喧嘩していたけれど・・・
さらに、それにも負けない私の怒鳴り声が町内に響きましたとさ。

それぞれ修業は続きます。

ラキューでランドセル

 もうすぐ1年生!!
次男が、ラキューでランドセルをつくりました。

定番のブラックと、サイドにラインが入ったもの!

ラキューでランドセル

 私たちが子どもの頃は、男の子は黒、女の子は赤と決まっていたように思いますが、
今は、男女ともに、いろんな色があります。

 長男は、ランドセル専門店に入って、3秒で、これ!と定番の黒にしました。
その速さと言ったら、定員さんが

「本当にいいんですか、お母さん??ちょっとは説明聞いてもらえますか?」

と、何度も聞いたほどでした。
そして、次男も同じように速攻で決めました。
次男が選んだのは、シルバー!!ふちがブルーのラインで覆われています。

長男の時とは、別の意味でいいんですか??と聞かれましたが、基本、うちでは、
本人の意見を尊重するので、問題なしです。

次男は、長男の幼馴染のお友達と気が合って、よく遊んでいました。
その子がシルバーのランドセルなのです。
学校でも、おそらく少数派。
次男らしいなぁと思います。
それに、どちらのランドセルか一目瞭然!!間違えずに済むからね。

たまごかけ

 3歳の長女、たまごかけご飯に夢中です。

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「 たまごかけ、きゅ~り、おかし♪ 」

私の妹が保育園の時に大好物だったものを、独特のリズムで唱えたことを
今でも鮮明に覚えています。
娘がたまごかけご飯を食べるたびに、唱えたくなります。

何でも自分でやりたいお年頃、たまごを割って、かき混ぜて、ご飯の真ん中に箸で穴を開けて、
「富士山噴火~!!」と言いながらご飯に注ぎます。
私がお手伝いするのは、醤油を垂らすことと、ご飯と卵をいい具合にまぜることだけ。

このいい具合にというのがポイントで、本当は、自分で混ぜたいけど、均等に混ぜ合わさったのを
早く食べたい気持ちが勝って私に委ねるという選択をするのです。

娘は、1歳過ぎから、アトピーを発症しました。
もともと夫がアレルギー体質なので、気を付けるべきだったのですが、皮膚科の先生いわく
お母さんの怠慢・・・のせいで、水いぼを悪化させ、それから今日に至るまで皮膚科に通っています。
卵にアレルギー反応が出た長男にも、うっかり卵入りの納豆を食べさせてしまい、顔が変わってしまうほど
パンパンに張らしてしまったこともありました・・・・反省。

3歳才を過ぎてからは、症状も落ち着き、許可が出たのでようやく、たまごかけご飯解禁となったのです。
お兄ちゃんたちが美味しそうにたたまごかけご飯を食べるのを、ずっと羨ましそうに見てました。
最近では、のりに包んで食べたり、ちょっとだけ、味噌汁を垂らしたり、自分でアレンジしながら
たまごかけライフを楽しんでいます。

塩分の取り過ぎを気にして、醤油を控えめにして作るお父さんのやり方は気に入らない、らしい。

「かゆかゆになるから、食べれな~い・・・」

もうそんなこと気にしないで、食べれるね!思う存分食べていいよ!と言いたいところですが、また皮膚科
の先生に怒られちゃうので、ほどほどにしないと、ね!

いろんなものを、美味しくいただける。幸せなことです。

日々あれこれ

長男が5歳、、次男が3歳、長女が1歳になった時に始めた成長日記も、3年が経とうとしています。

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長男が赤ちゃんの頃は、パソコンや携帯に向かうかわりに、少しの時間も見逃すまいと赤ちゃんの
そばに寄り添って、1日何時間も、眺めて癒されて過ごしたものでした。
カメラを構えるよりも、この姿を目に焼き付けたいと写真もあまり撮らないほどでした。

次男は、とっても泣き虫で、カメラを構える余裕がないほどにずっと抱き続けていたので、私の
体が悲鳴を上げて、どうにもならない時は、2人を車に乗せて、当てもないドライブに行ったものでした。
3人で一緒に過ごした時間、大変な時もあったけれど、とっても幸せでした。

まだまだ自分で見ていたいと思っていましたが、仕事の都合や長女を出産するのを機に、長男・次男は
そろって保育園に入園しました。長男4歳、次男2歳の時でした。

それから長女が生まれて、1年・・・2人の息子はすっかり園生活にも慣れて、たくましくなっていきました。
娘と私は、じっくり2人の時間を過ごすことが出来ました。

ちょうどそのころ、このブログはスタートしました。
ほんのささやかな幸せのかけらを残しておきたいと思ったのでした。
いろんなこと、どんどん忘れていってしまうことにちょっとした危機感を抱いたのでした。
また、お母さんは、こんなにも子育てを楽しんでいたんだよということを、特に娘に伝えたいなぁって
思ったのがきっかけでした。

この3年で、3人はそれぞれ、心身ともにすごく成長しました。
小さく、私がいないと何もできなかった頃の姿はもうありません。
そして、これからも、毎日毎日、少しずつ、成長していきます。

最近は、バタバタした生活の中で、プンプン怒ることも増えて、うまくいかなかったり
子どもとの距離感に戸惑ったり・・・・
そんなこんなで、ブログもおろそかになっていました。

でも、ふりかえって読むと、そこには、育児を心底楽しんでいた自分がいたことに気づきます。
この想い、最近、私が忘れかけていたことです。

これを機会に、また少しずつ子どもたちの日々を綴ってきたいと思います。

子供たちの成長日記というより、私の成長日記になりそうです(笑)

デート!!

今日、久しぶりに長男と2人きりでお出かけしました。
デートです。
まだ、お小遣いはあげていませんが、おつかいを頼んだり、遠足のおやつを買ったり、
お買い物デビューを果たした長男に財布をプレゼントしたかったのです。

小学生になって、とっても頼もしくなった一方で、口うるさいお母さんに対して反抗的な態度を
とることもしばしばでした。
 
 『絶賛成長中!!』

そう思っていても、気持ちの余裕がないと、成長の証だということも忘れて、こちらも、
つい感情的になってしまいます。そして、反省。
愛おしくてたまらない、けれど距離感に戸惑ってしまう・・・・

最近は、それをひしひし感じていたので、保育園に行ってる弟や妹に内緒のデートに誘いました。
1人だけとか、特別にって言うのが大好きな長男です。まったく、内緒にできないのだけれど。

はりきって着替えに行ったと思ったら、半袖・半ズボン・・・・
「おしゃれといったら、これだな!」って。12月も終わりなんですけど~まぁいいや!

2人で電車に乗って、映画を観て、お財布買って、手をつないでブラブラして、ごはん食べて帰ってきました。
たったそれだけのことが、ずいぶん長いこと出来てなかったなぁと、しみじみ感じました。
嬉しそうな長男の横顔がキラキラしていて、私もとっても嬉しかったし、幸せな時間でした。

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途中、買ったばかりの新しいお財布にお金を移し替えていた長男の古い財布から

じゃじゃ~んと、ガムのあたりが3枚も出てきて笑ってしまいました。

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男の子って、本当に可愛いなぁ。

やっぱり内緒にできなかった長男、みんなに財布を自慢してました。

お母さんを独占していい日!

1人ひとりと向き合う時間をこれからも大切にしていきたいです。

ぎゅ~っとすること

日々の暮らしに追われ続けているなぁと感じます・・・

兄妹

小学2年生の長男と保育園に通う次男、長女そして夫とわたし。

それぞれがやりたいことがいっぱいで、わたしはそれにプラスして子どもたちにやらせたいというか、一緒にやりたいことがたくさんあるのです。

長男を出産した時から、ずっとある種の危機感を抱いてきました。

それは・・子どもと一緒にワイワイ過ごせる期間は限られている!

だから、それぞれが巣立っていく前に、できるだけ密にふれあっていたいなぁと、わたしは想っているのです。

上手くいかないときや、プンプン、ガミガミすることだっていっぱいありますが、それでも、拝育(*おやすみの前に参照)を心がけてきました。毎日、元気に
過ごしてくれるだけでも、とっても幸せなのです。それ以上のものはきっとないと思うのです。

おはようとあいさつすること

食卓でごはんを一緒にたべること

いってらっしゃいって送り出すこと

ぎゅ~としてバイバイすること

ただいま~とおかえり~

宿題につきあうこと

今日の出来事を話すこと、聞くこと

おやつをみんなでパクつくこと

ケンカをすること、叱ること

うんちをふいてあげること

いただきます、ごちそうさま

お風呂につかること

寝ながら本を読み聞かせすること

今日もありがとう、そしておやすみ

これからも、愛おしい日々を積み上げよう。
毎日をていねいに過ごそう。

嫌がってしてもらえなくなるまで、いっぱい
おもいっきりぎゅ~ってしよっと。

夏に育つ!!

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今年の夏は、バタバタと大忙しのうちに嵐のように去っていきました。

子どもたちを1週間ほど実家に預けるなんてこともありました。
その間に、娘はついに脱オムツ!!

トレーニングのためにトイレにに貼ったシールも、紙いっぱいになりました。

おねえさんパンツという絶妙のネーミングのおかげで、保育園では、すっかりおねえさん気取りです。

また、ここへきてアトピーだった皮膚が落ち着いてきました。このことに関しては、また別の機会に記そうと思います。

息子たちも、この夏にぐいっと背が伸びました。
長男は、毎日、大好きなお友達と遊んで過ごしています。時々、「せっかく~したのに」を「せっさく~」みたいな完全な言い間違いをしていています。

次男は、最近ちょっぴり反抗期??気味です。私が言っていることを無視しているので、耳が悪いのかと思っていたら、ある時、本当に耳が痛いと保育園を早退しました。原因は、私の耳掃除の仕方が悪く、中耳炎になってしまってました。ごめん・・・

インフルエンザの検査以来、病院が大嫌いの次男は、耳鼻科でも耳を両手でふさぐわ、先生の「あ~んしてください」にも頑なに口を開かずにじたばたしてました。看護師さん2人と私が押さえて何とかしようとしてましたが、ものすごい力で抵抗していました。
その様子を見ていた物静かな先生がとっても丁寧な口調で

「先生ね、無理やりあけることもできるんだよ。どうする?」

その目があまりにも鋭くて、ぱっと口を開けた次男でした。

この2~3か月の子どもたちの成長を見て、愛情いっぱいでも、手はかけ過ぎずに、時に突き放し、見守ることが大切だとつくづく思うのです。

星に願いを・・・

七夕
今日は、七夕ですね。

今年も、近所のおじさんが、我が家の分まで、山から笹を切り出してきてくれました。とても大きくて、立派な笹です。

雨天で遊びに出かけられない週末にもってこいのタイミング、さっそく、みんなで飾り付けをしました。

うちや保育園で何度も作っている息子たちは、慣れた手つきでもくもくと、娘もお兄ちゃんたちと同じようにはさみでチョキチョキ、ペタペタ・・・たくさんのちょうちんなどの飾りができました。

そのうち、息子たちは、わっかをつなげていく飾り(名前あるのかな?)をどれだけ長くできるかという競争を始めて、二人で協力したら、ベランダから下に届くんじゃないかという発想になって、作っては、試してを繰り返してました。普段はケンカばかりの兄弟ですが、面白ポイントは同じようです。

さて、肝心の子どもたちの願いは・・・・

長男 おやつがいっぱい食べれますように
次男 あしながはちに刺されたところが早く治りますように
長女 ハチになりたい!!

私の願いは、いつでも、家族みんなが元気で楽しく過ごせますように!!

ちなみに、おじさんは、毎年、宝くじで飾り付けをしています。カラフルな宝くじがひらひらと揺れています。当たりますように・・・

七夕

メダカの飼育日誌?!

メダカ観察日誌
我が家に、ペット?がやってきました!!昨年まで3年間にわたって楽しんでいたカブトムシの飼育は、最後に生き残った1匹のメスを森に放して終わりを告げました。あれから早1年、時々、カエルやら、バッタやら、カマキリやダンゴムシなどなどは、捕まえてきて観察していますが、翌日になると逃がしてやるの繰り返しでした。

先日、母と行った先のマーケットに、子どもたちをくぎ付けにする生き物がいました。それは、メダカです。正確にいうと、メダカそのものではなく、むしろ、すくうということに興味をそそられたわけですが・・・とにかく、3人合わせて、20匹ほどのメダカをすくい、おうちで飼うことにしました。

当然のことながら、諸々の準備は、いつでもお母さんの役目です。メダカについて調べて、ずっと放置してあった鉢を洗って、水道水をカルキ抜きして、えさと、水草を買いに行って・・・そんな作業が嫌いではない母です。

子どもたちは、順番にえさやりをしています。私の独り言を聞いていたのか、長男は、「メダカ見てると、癒されるよねぇ」なんて言っています。次男は、「ぼくも、メダカになりたいな。そしたら、スイスイ泳げるし。」と。

子どもたちにとって、メダカは、カブトムシほどのスター性をもった生き物ではないけれど、それにお世話も大変じゃないけれど、生き物を愛でる気持ちを少しは育んでくれそうです。きっと、私のほうが夢中になってしまう、かな。

ぎゅうぎゅうBBQ

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 夫が秋に参加するフルマラソンに向けて、体づくりため、7月から2ヶ月間の粗食宣言しました。しばらく、高カロリーなものや炭水化物を控える食生活になるようです。でもその前に食べ納め??というわけで、夫の希望で、おうちでBBQをしました。

ぎゅうぎゅうBBQ・・・たくさんの牛肉が出てきたわけではありません。

キッチン裏のベランダに、家族5人がぎゅうぎゅう詰め・・・どのくらい狭いかというと、広さはざっと1畳半くらいで、机と5人とクッション、座ったら食べ終わるまで、身動きできません。

でも、イレギュラーなイベントに、非日常な空間、狭いところが大好きな子どもたちは大喜びでした。足があたるぅ~とか、もっとあっちへいってよぉ~って、兄弟で、縄張り争いはしていましたが、子どもたちにとって、お父さんが一緒の夕ご飯は、それだけで特別です。

子どもたちが大きくなったら、立っていても狭いぐらいのベランダ、この場所で、あと何回出来るのかなぁ。お肉をほうばって、楽しそうにしている子どもたちを見て、しみじみ、この時間と、子どもたちの成長をちょっとだけ止めてしまいたいなんて、センチメンタルな気持ちになりました。なんて幸せなんだろう。

ぜんぜん快適ではないけど、子どもたちが小さい今だから、家族だからこその距離感がたまらない夜でした。