フワフワ言葉とチクチク言葉

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 長男のクラスでは、“ありがとう”、“おはよう”、”大好き”、“楽しいね”や“素敵だね”など言われて嬉しい言葉を心が温かくなるという意味を込めてふわふわ言葉と呼び、逆に悲しませる言葉、悪口や“きらい”、“あっちいけ”などなどを心が痛くなるちくちく言葉と呼んでいます。

 先日、保育園から帰ってきた長男が、「イラつく、むかつくぅ~♪」とまるで歌のように、楽しそうに何度も繰り返していました。そこで私は、その言葉の意味を尋ねると、案の定、おもしろい言葉だと思っていたようです。クラスの女の子たちが話しているのを聞いて覚えてきたのでした。そこで、ちゃんと意味を教えて、ちくちく言葉だよと説明するとそれ以降はぱたりと言わなくなりました。長男にとっては、言葉の意味より、女の子っぽい口調で言う、つくぅ~の音の響きが気に入っただけのようでした。

子どもが生まれてからずっと、言葉遣いは特に意識して、なるべくいい言葉のシャワーを浴びさせてきました。やっぱり楽しい言葉を使うとウキウキ楽しくなるものです。

成長するにつれて、子どもたちは、いろんな人と関わり、いろんな言葉や言い回しに出くわすと思いますが、みんなで考えて決めたふわふわ言葉が自然と口からあふれたらいいなぁと思います。

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