ふりかけをめぐる攻防

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私は、キャラクターのついた小分けのふりかけは買わないことにしています。なぜなら、私にとっていいことが何もないからです。

ご飯がすすまなかった長男に、少しでも食べやすくとの思いから、以前はふりかけを与えていました。

でも、毎食、ふりかけの味をめぐって争い、キャラクターをめぐって争い、自分でやるといってはこぼし、散らかし、空になった袋を放置・・・

それで私は、2度とふりかけを買わないと決めたのです。

先日、次男とスーパーへ行った際、ふりかけコーナーで足が止まりました。

「お母さん、ふりかけ買ってぇ~。」
「嫌です。買わないって決めてるから!」
「買ってよ~!一生のお願いだから!!」
「絶対に買わないから!!」

すると、次の瞬間、次男が土下座しています。
「お母さん、お願いします!お願いします!!」
「やめて!買わないから!」

額を床にこすりつけて、食い下がります。

なにあの子~!?ってお客さんたちの視線もヒシヒシ感じ、この状況から
すぐに脱したいとも思いました。(実際にふりかけってそんな高いもんじゃないし、
まあいいかぁとか)でも、もはや土下座自体を楽しんでいる次男に屈しては、
相手の思うつぼ、お願い!無理!の攻防がしばらく続くのでした。

お母さんを甘くみてはいけない!!

1度ダメと言ったら、ダメなのだ。それを覆してしまったら、お調子者の次男は次もする!
一部始終を半分あきれながら見ていた娘だって、まねするかもしれない。

それにしても、あの完璧な土下座、一体どこで覚えたんだろ??

美味しいごはんのおかず、ちゃんと作るよ!ふりかけは買わないけど、ね。