私　　「早く大きくなぁれ!」

次男　「いっぱい水あげよっと。」

私　　「にんじんさん、なかなか芽を出さないんだよねぇ。なんでかなぁ。」

次男　「種が流れていっちゃったのかな？」

長男　「ちがうよ、たぶん、お母さんに食べられたくないんじゃない？！」

次男　「お母さん、これたべてもいい？」

私　　「もちろん、いいよ。」

次男　「ぼく野菜好きなんだよね。」

私　　「そうだね、えらいね。子供は、野菜嫌いな子が多いのにね。」

次男　「ふぅ、ねぎ食べると、大人になった気分。」

　畑に水やりに行きました。

私　　「ジョウロ、水いっぱい入ってるから重いよ。」

次男　「大丈夫！ぼく、腕に筋肉いっぱい持ってるから。」

私　　「筋肉いっぱい持ってる？！」

次男　「力持ちってこと！！」

　来月で2歳になる長女、この数週間で驚くほど、お話できるようになりました。「これなぁにぃ？？」と言って、なんでも聞くのが最近のブームです。さすが、おしゃべり兄弟の妹！！

　また、ごはんも、着替えも、歯磨きも、お兄ちゃんたちと同じように、とにかく自分でやりたくて、でも、実際に器用にこなすので、感心します。まだ２歳に満たないことを忘れてしまいそうなくらいです。長男は、5歳になるまで「食べさせてぇ～」なんて言ってたっけ。

　そんな妹を、お兄ちゃん2人は、相変わらず、とっても可愛がってくれていますが、妹はというと･･･どんどん男前になっていきます。

　最近では、写真を撮ろうとすると、「ちぃ～」と言いながら小便小僧のまねをする、オムツと共にお兄ちゃんのパンツを引き出しから持ってきて履く、気に入らないとガブリと噛みついてお兄ちゃんを泣かす、好きな本は、『とらっく　とらっく　とらっく』、仮面ライダーのベルトを巻いて変身ポーズをとる、「キーック！」と言いながらキックしてくる、そして口ぐせが「おれたちは～♪」･･･たぶんお兄ちゃんの歌から？！

　私の周りにいたお兄ちゃんを持つ女の子の多くは、やっぱり、ちょっぴりやんちゃだったけれど、我が家の長女も、確実にその道を歩んでいるようです。髪の毛も結んで、スカートを履いていても、時々ギャップを感じてしまいます。

　おしゃべり3兄妹、ますますおもしろくなりそうです。

　ガッチャ～ン

私　　「どんな格好して食べたら、茶碗落とすの！？」

次男　「･･･あぁ、割れちゃった」

私　　「買ったぶんなのにぃ。真っ二つだよ！」

次男　「でも、2つでよかったね。バラバラだと片づけるの大変だしね。」