カブトムシくん、ありがとう!

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 幼虫の時から、土に潜るのが嫌いで、そしてそのおかげで、蛹から成虫への変化を惜しげもなく私たちに観察させてくれた背中のへこんだカブトムシくんが寿命を全うしました。成虫になってから約2カ月、子供たちを楽しませてくれました。背中がへこんでいる分、愛着がありました。そして、立派に次の世代に命を引き継いでくれました。息子たちは、カブトムシくんにありがとうをして、土にかえしてあげました。
 

長男のマイブーム

最近の長男のブームはセミ採りです。

ちょっぴりビビりというか、慎重で怖がりの長男は、去年まで、セミの抜け殻さえも怖くて触れませんでした。そんな長男が、朝起きるとすぐに虫かごとアミをもって、“朝ごはんできたら、呼んでね!!”と言い残し、外へ飛び出します。裏の畑の柿の木にたくさんのセミがいることを知った長男は迷わずそこへ向かいます。

ジィッっと狙いを定めてアミを構え、振り下ろし、捕まえたセミをかごに入れる一連の動作はまだまだどんくさいところがあったり、羽をばたつかせるセミに悪戦苦闘したり、時々逃げられてもいるものの、見ていて頼もしい限りです。私はセミがとても苦手で触ったりできないので、それだけで感心してしまいます。朝ごはんの前に、今日も2匹捕まえました。成果をみんなに自慢したい息子ですが、さすがに虫かごは、室内に持ち込みは禁止しています・・・。

どうやら、保育園で採ったセミの見せ合いっこをしているようです。今日はだれかれのせみが・・・という話題で持ち切りです。セミを上手に、たくさん採れる人がヒーローになれるのかな?そうだとしたら、男の子たちは、はりきります!!

それにしても、100円ショップで買ったアミと、虫かごが大活躍です。アミと虫かごをお供に、兄弟2人で虫を追い掛け回している姿、男の子だなぁって思います。元来持っているハンターの血が騒ぐのかしら?!
女の子は、そんなに虫に夢中になれない・・・。

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 4つ合わせて、400円で何日も、何時間も楽しんでいます。

次男のプライド

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 先日、息子たちの大好きなミートソースのスパゲッティを作りました。次男はそんな日に限って新しい白いTシャツを着ていました。幼児、特に男の子の服で白は、本当に人気がありません。なぜなら、すぐに汚してしまうし、1番汚れが目立つからです。でも私は、次男に、白いTシャツを着せるのが好きです。

スパゲッティを食べ始めてすぐ、白いTシャツを着ていることに気付いた私は、何気なく先に食事を終えていた娘のエプロンを次男の首にかけました。そのエプロンは、昨年の途中まで保育園の給食とおやつの時に次男が使っていたもので、私の姉が作ってくれたものです。次男の名前もしっかり書いてあります。新しい服が汚れちゃうから、ケチャップのシミは落ちにくいからと私の都合でエプロンをされた次男は今にも泣き出しそうな表情をしました。私は、とっくに卒業ているエプロンをして、次男のプライドを傷つけてしまったのです。

次男は、小さい時から、器用に箸を使い、上手に、きれいに食べます。長男よりも汚さずに食べるくらいです。なので、家では、1歳半くらいからほとんどエプロンをしていません。エプロンをする必要がなかったのです。

次男の一瞬の表情に私は、ハッとし、すぐにエプロンを外しました。

「いやだったの?ごめんね。」と言うと、小さく、「うん。」とだけ答えました。

それから、いつものようにほとんど服を汚すことなく食べ終えました。

お母さん、いかんかった~!!服なんて、汚れたって洗えばいいんです。汚れや擦り傷は元気いっぱいな男の子の勲章です。余計な心配するより、挑戦したこと、できたことをほめてあげればいいんです。そんなことを次男から教えてもらいました。

ずるい!?

私  「ズボンが下がって、パンツ見えとるよ。」

次男 「だってさぁ、ぼくお腹出てるしさぁ、このズボン、ずるいもん。」

私  「ゴムがゆるいのね。」

次男 「お母さん、ゴムがずるいから、直して!!」